「視覚」は周囲の情報を得るために最も重要な感覚であり、脳に送られる情報の約80%を視覚から得ていると言われています。
その得た情報を脳で処理し、身体の各部位へ命令を出し人は動作します。
アスリートは成績や結果を出すために、スキル(技術)やフィジカル(身体面)、メンタル(心)を鍛えるトレーニングを取り入れる選手は多くいますが、動作の最初の部分である「ビジョン(視覚)」を鍛える選手はごくわずかです。
最近ではプロチームやトップアスリートが徐々に導入していますが、育成年代ではまだまだ導入されていません。
・身体能力はあるのにつまらないミスが多い
・集中力がない
・周りが見えない
・状況判断が遅い、悪い など
ビジョントレーニングを導入することで選手の潜在能力を引き出し、更なるパフォーマンス向上につながります。
「からだを動かす」ためには、脳から信号が送られますが、「自分のからだをどう描き」「どう操作しているか」がとても重要です。
ビジョントレーニングをしていくことで、腕・足・胴体など、からだの各パーツの動きの相互関係を理解できるようになります。
自分のからだを把握する内的な感覚を向上させることで、「よりよく見える目」をつくることが可能となります。
「目」をトレーニングで鍛えることは間違いなく重要です!
しかし、「見る」ということは、視覚だけでなく聴覚・味覚・嗅覚・触覚の5感に加え、前庭覚(平衡感覚)と固有受容覚(力加減)などが統合されることが影響しています。
「意味のある体験」をたくさん行うことで、土台となる感覚を磨いていくことが、結果としてさらに「目の動き」も向上することに繋がり、感覚も研ぎ澄まされます。
原始反射とは乳幼児特有の反射で、通常は成長と共に抑制されて行きます。
しかしうまく抑制されずに残ってしまう場合もあります。
原始反射が抑制されずに残ってしまうと、スポーツを行ううえで大きなマイナスとなります。
★つまらないミスが多い
★実力を発揮できない
★伸び悩んでいる
★スムーズに動けない
★反応が遅い
★周りがみれない
★状況判断が遅い、悪い
などの原因は原始反射が残っているが影響しているかもしれません。
また運動やスポーツだけでなく、学業においても遅れをとる原因にも繋がります。
ビジョントレーニングを行うことで、年齢に関係なく「原始反射」が抑制され土台となる感覚を発達・統合させることにより、スムーズな動きができるカラダをつくることが可能になります!